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事例紹介太陽電池・リチウムイオン電池関連 事例

事例22 | GC‐MSによる電解液の分析

大気非暴露雰囲気で電池からの電解液抽出と、
有機化合物の定性・定量分析が可能。

前処理方法

 Ar雰囲気中で電池から電解液(原液)の抽出,溶媒希釈後,GC-MS分析を実施した。

未試験電解液のトータルイオンクロマトグラム

未試験電解液のトータルイオンクロマトグラム

質量解析結果

主溶媒
反応生成物
オキシフッ化リン
1.オキシフッ化リン
エチルメチルカーボネート
2.エチルメチルカーボネート
ジエチルカーボネート
4.ジエチルカーボネート
エチレンカーボネート
5.エチレンカーボネート
添加剤
ビニレンカーボネート
3.ビニレンカーボネート
シクロヘキシルベンゼン
6.シクロヘキシルベンゼン
ビフェニル
7.ビフェニル

・主溶媒としてエチルメチルカーボネート(EMC),ジエチルカーボネート(DEC)
及びエチレンカーボネート(EC)が検出された。

・その他、添加剤と思われるビニレンカーボネート、シクロヘキシルベンゼン、ビフェニル
及び反応生成物と思われるオキシフッ化リンが検出された。

・簡易定量の結果、主溶媒の組成比はEC:DEC:EMC=2:1:2であった。

GC-MSを用いて主溶媒、添加剤、反応生成物の定性・定量が可能です。

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