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事例紹介太陽電池・リチウムイオン電池関連 事例

事例16|クライオシステムを用いた高温保存試験後のセパレータ断面解析

熱による変質が生じる試料について,冷却断面加工により
適切な断面を得る事が可能。

前処理方法

Ar雰囲気中で電池より取り出したPE製セパレータを溶剤洗浄後、大気中で失活させ、クライオ断面加工、SEM観察をおこなった。


未試験セパレータの常温加工断面SEM観察結果

イオンミリング加工断面(傾斜)  
クライオなしの場合、
表面および断面でPEセパレータの溶融を確認

未試験セパレータのクライオ加工断面SEM観察結果

クライオイオンミリング加工断面(傾斜) クライオFIB加工断面

高温保存試験後セパレータのクライオ加工断面SEM観察結果

クライオイオンミリング加工断面(傾斜) クライオFIB加工断面

・未試験セパレータをクライオを用いずに加工した結果,セパレータが溶融した。
・クライオを用いて未試験と高温保存試験後を比較した結果,試験後において堆積物の付着に伴う
 空隙の減少が確認された。


クライオシステムにより、熱変質し易い材料の断面加工、観察が可能です。

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