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事例紹介太陽電池・リチウムイオン電池関連 事例

事例12 | 放射光XAFSによる充電挙動解析

大型放射光施設を利用した状態解析が可能
X-ray absorption fine structure

XAFSとは

試料のX線吸収に着目した分析であり、
得られる情報は下記の通りである。

NEXAFS(XANES)
 ⇒試料中の特定元素の電子構造(価数)
EXAFS
 ⇒特定元素周囲の構造に関する情報
  ①隣接原子②原子間距離③配位数

XAFSによる三元系正極の充電挙動解析結果


まとめ

○充電により全ての金属のXANESスペクトルが高エネルギー側にシフトした。
(XAFSではXPSでは捉えられなかった状態変化(価数増加)を捉える事が可能。)

○MnのXANESスペクトルはMnOよりもMnO2にスペクトル形状が近いことから、Mnの状態はMnO2に近い構造で充放電反応が生じていると考えられる。


XAFSでは価数評価や原子間距離等、元素の構造を評価する事が可能です。

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