このページの本文へ

ここから本文

分析評価事業

分析評価事業
分析評価事業 トップページ
装置原理
事例紹介
ご依頼の流れ
お問い合わせ
アンケート回答
img
事例紹介太陽電池・リチウムイオン電池関連 事例

事例11 | 大気非暴露TEM-EELSを用いた正極の構造解析

初期容量確認試験後(初期)と試験後(25℃サイクル後)の正極板を
大気非暴露下でFIBマイクロサンプリング、構造解析を実施。

表面SEM観察結果

初期SE像
初期SE像
25℃サイクル後SE像
25℃サイクル後SE像

TEM観察結果

初期TE像
初期TE像
25℃サイクル後TE像
25℃サイクル後TE像

EELS分析結果

測定箇所
測定箇所
FeのEELSスペクトル比較
FeのEELSスペクトル比較
OのEELSスペクトル比較
OのEELSスペクトル比較
PのEELSスペクトル比較
PのEELSスペクトル比較

まとめ

○SEM観察結果
表面形状に水準間で有意差は確認されなかった。

○TEM観察結果
粒子は結晶性を有し、粒子表面のアモルファス層は、2層構造となっている事が確認された。
25℃サイクル後はアモルファス層表層が粗くなり、また膜厚が薄く、2層構造の境目が不鮮明になっていた。

○EELS分析結果
25℃サイクル後はFeのピークシフトが確認され、Oのピークが粒子表層に確認されなかった。
Pはピークシフトが確認されなかった事からLiFePO4のPO4構造は変化せず、FeO6構造の変化が示唆された。


Get ADOBE READER
img

ページトップへ戻る