このページの本文へ

ここから本文

分析評価事業

分析評価事業
分析評価事業 トップページ
装置原理
事例紹介
ご依頼の流れ
お問い合わせ
アンケート回答
img
事例紹介実装・アセンブリ関連 事例

事例10 | EPMA分析(WDX分析)によるPbフリーはんだ定性分析

EPMA(電子線マイクロアナライザ)では、
構成元素の同定、濃度、分布などを知ることができます。

 EPMAは波長分散型(WDX)の検出器を搭載しており、一般的にエネルギー分散型(EDX)よりも高感度で 100ppm程度(=0.01%)の検出感度があり且つ近接ピークの分離が可能であるためEDXでは確認できない 微量元素を確認することができます。
 また電界放射型の電子銃を搭載したFE-EPMAは、従来のEPMAでは不可能であった微小部100nmの元素分析が可能です。

Pbフリーはんだ組成をEPMAにて分析

反射電子像,EDXとWDXスペクトルの比較,Pbフリーはんだ組成をEPMAにて分析
反射電子像

EDXとWDXスペクトルの比較,Pbフリーはんだ組成をEPMAにて分析
EDXとWDXスペクトルの比較

結果

・EDX分析では、微量添加元素や近接元素の存在を確認できない。
・WDX分析は、EDX分析と比較して高感度且つ近接ピークの分離が可能であるため、
 Sn相へ微量のSbが存在していることが確認できた。

img

ページトップへ戻る