Materiality
サステナビリティの基本方針
三菱電機グループでは、サステナビリティの実現を経営の根幹に位置付け、
「事業を通じた社会課題解決」「持続的成長を支える経営基盤強化」の2つの面から特定した5つのマテリアリティ(重要課題)を掲げ、
サステナビリティ経営を推進しています。
我々MSECも、「三菱電機グループの一員として、三菱電機グループが推進するサステナビリティ経営に取り組む」という方針の下、
三菱電機(株)半導体・デバイス事業本部の一員としての活動を行っています。

三菱電機グループのマテリアリティ(重要課題)は
こちら。
5つのマテリアリティ(重要課題)
1.持続可能な地球環境の実現
持続可能な社会に求められるカーボンニュートラルへの三菱電機グループの対応は、温室効果ガス排出量の削減による自社の脱炭素化を目指す「責任」面での取り組みと、社会全体のカーボンニュートラルを実現するための事業を通じた「貢献」面での取組みの両面から行っています。
2.安心・安全・快適な社会の実現
三菱電機が提供するパワー半導体デバイス、高周波・光デバイス製品は、脱炭素社会の実現へのキーデバイスとしてカーボンニュートラルに寄与し、安心・安全・快適で持続可能な社会に貢献します。
我々MSECは、三菱電機のパワー半導体デバイス、高周波・光デバイス製品の開発、設計、製造技術のエンジニアリングを行うことで、三菱電機の半導体製品を通じて、エネルギー、環境問題の社会課題へ貢献しています。
3.あらゆる人の尊重
三菱電機グループでは、国際規範に基づく人権への取組みを行うとともに、多種・多才な人財が集い活躍する環境の実現を図る取組みを行っています。
我々MSECも三菱電機グループの一員として人権尊重に取り組み、従業員が働きやすい職場環境づくり、従業員一人ひとりの成長を支える教育研修制度の充実を目指しています。
4.コーポレート・ガバナンスとコンプライアンスの持続的強化
三菱電機グループとしての一層のコンプライアンス推進のための各種教育・点検・監査等の活動を我々MSECも同様に行い、品質、情報セキュリティを含めた法令遵守の徹底、透明性の高い企業経営を目指します。
5.サステナビリティを志向する企業風土づくり
三菱電機グループの全ての従業員がサステナビリティへの理解を深め、実践し、持続可能な社会の創出に貢献します。
Initiatives
サステナビリティの取り組み
MSECは、持続可能な未来の実現に向けて、
社会的な背景や課題を踏まえた
さまざまな三菱電機の取り組みに参加しています。
環境負荷の低減、従業員一人ひとりの成長支援、
そして透明性の高い企業経営の実現を通じて、
社会全体と調和した企業活動を展開しています。
ここでは、MSECが力を入れている
代表的な取り組みをご紹介します。

環境-CSR Environment-
MSECは、三菱電機が取り組む環境負荷の低減と資源循環の推進を通じた持続可能な社会の実現への取り組みに参加しています。エネルギー効率の向上や廃棄物削減を積極的に進め、環境と事業成長の両立を目指しています。
省エネ・省電力の推進
MSECは、持続可能な社会の実現に向け、当社事業所が所在する三菱電機事業所が取り組む事業活動全体でのエネルギー効率向上に参加しています。工場内ではLED照明の導入や空調システムの最適化を実施し、エネルギー消費量を削減。これらの取り組みは、三菱電機グループの「カーボンニュートラル目標」に基づき、生産活動と環境負荷低減の両立を目指すものです。効率的なエネルギー活用を通じて、環境保護と持続可能な成長への貢献を加速させています。

廃棄物リサイクルの強化
限りある資源を守り、循環型社会を実現するため、MSECでは廃棄物の管理とリサイクルの推進を徹底しています。資源の分別回収や紙使用量の削減、ゴミの減量に取り組み、廃棄物再利用の最大化を図っています。これらの活動は三菱電機のガイドラインに則り、環境への影響を最小限に抑えつつ、持続可能な未来への一歩として推進しています。
三菱電機グループ「環境ビジョン2050」は
こちら


社会-CSR Social-
MSECは、従業員一人ひとりの成長を支え、多様な人材が活躍できる職場環境を整備しています。また、地域社会とのつながりを大切にし、共に持続可能な社会の実現を目指しています。
多様な人材の活躍支援
MSECは三菱電機グループが掲げる人権方針に基づき、「あらゆる人の尊重」を重要課題として掲げ、ダイバーシティ&インクルージョンを推進しています。女性活躍の促進や障がい者雇用の推進、男性の育児休業取得支援を通じ、誰もが能力を発揮しやすい職場環境を構築。また、OJTとOff-JTの併用で知識・スキルを向上させ、人材育成にも注力。多様な働き方を支える制度を充実させ、すべての従業員が成長できる環境づくりに取り組んでいます。
三菱電機グループ「人権方針」は
こちら

地域社会への貢献
地域社会との共生を大切にし、MSECは三菱電機の事業所が実施する寄付・募金活動や環境保全活動に参加しています。地域社会とのつながりを深め、持続可能な社会づくりに貢献することを目指しています。これらの活動を通じ、企業としての責任を果たし、地域との信頼関係の構築を大切にしています。


ガバナンス-CSR Governance-
MSECは、法令遵守と透明性の高い経営を徹底し、信頼される企業体制を構築しています。強固なガバナンス基盤を通じて、持続可能な成長を支えています。
コーポレート・ガバナンスの強化
MSECは、透明性の高い経営体制を確立するため、三菱電機グループとしての内部監査や各種点検活動を通じてコンプライアンスの持続的強化に取り組んでいます。法令遵守を企業活動の前提とし、ステークホルダーへの説明責任を果たすことで、信頼される企業経営を実現します。健全なガバナンス体制は、サステナビリティ経営の基盤であり、持続的な成長を支える柱です。

ステークホルダーとの対話
MSECは、顧客、株主、従業員、地域社会など、すべてのステークホルダーとの対話を重視しています。従業員からのフィードバックを柔軟に取り入れ、業務改善や企業文化の醸成につなげることで、企業としての質を高めています。信頼関係を築くため、活動の透明性を高めながら、ステークホルダーの期待に応える企業活動を展開しています。

Social Report
社会報告
次世代育成支援への取り組み
MSECでは、従業員がその能力を発揮し、仕事と生活の調和を図り働きやすい雇用環境の整備を行うため、「次世代育成支援対策推進法」に基づき、以下のとおり行動計画を策定しています。
計画期間
目標と取組内容・
実施時期
目標1
男女共に子育てをしながら働きやすい制度・情報を積極的に周知提供する体制を整備する。
取組内容
2021年4月~
子育てをしながら働く従業員がより柔軟な働き方ができるよう、社内SNS・社内イントラ・メール等により、社内ルールの周知を図り、当社従業員の意識啓発及び風土醸成を図る。
目標2
子育てをしながら働く従業員に配慮した措置を講じる。
取組内容
2021年4月~
子育てをしながら働く従業員が多様な働き方を選択し得るよう、在宅勤務制度等、各種制度の充実を検討・実行するとともに、利用促進に向けた周知を行う。一斉定時退社日(ノー残業デー)の更なる徹底、時間外時間減少による労働時間の削減、年次有給休暇の取得促進を図る。
目標3
全従業員が仕事と生活を両立しながら能力を発揮する職場環境を整備する。
取組内容
2021年4月~
当社各規則について、研修内容を検討の上、全管理職に対し研修を実施する。
女性活躍推進への取り組み
MSECでは、女性がより一層活躍できる雇用環境の整備を行うため、「女性活躍推進法」に基づき、以下のとおり行動計画を策定しています。
計画期間
目標と取組内容・
実施時期
目標1
新卒採用に占める女性比率を20%以上とする。
取組内容
2021年4月~
採用ホームページや各種ウェブサイト及び会社説明会を通じた女性社員の働く姿や仕事と家庭の両立を支援する各種制度等のPR強化各大学の就職担当教授への周知強化及び連携拡充 等
目標2
年間の有給休暇取得率を80%以上とする。
取組内容
2021年4月~
トップダウンによる方針徹底、経営トップのメッセージ発信強化管理職の意識啓発、マネジメント強化従業員の意識啓発、職場風土の醸成IT化の推進、業務フローの各種改善による業務効率化 等
労働施策総合推進法に基づく
キャリア採用比率の公表
正規雇用労働者の
キャリア採用比率
- 2021年度
- 2022年度
- 2023年度
- 0%
- 63%
- 93%
Health
健康優良企業認定
この度、当社は健康保険組合連合会東京連合会へ「健康企業宣言」を行い、健康経営・健康づくりの 取り組みを積極的に行っている企業として、令和6年5月8日付けで健康優良企業認定証「銀の認定」 を取得いたしました。
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健康企業宣言
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銀の認定
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銀の認定ロゴマーク
これからも社員の健康増進と健康経営に努め、お客さまにより良いサービスをご提供できるよう 日々精進してまいります。