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事例紹介太陽電池・リチウムイオン電池関連 事例

事例13 | XRDによる過充電挙動解析

大気非暴露でのXRD分析による結晶構造評価が可能
X-ray diffraction

XRDによる三元系正極の過充電挙動解析結果

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充電
・放電状態と比べ、a軸が収縮
・放電状態と比べ、c軸が伸長


過放電
・放電状態と比べ、a軸が収縮
・放電状態と比べ、c軸が収縮
(結晶構造が収縮)

まとめ

○充電状態では、 放電状態と比べて(003)方向で低角度側へ、(113)方向が高角度側へシフトしたことから、c軸が伸長し、a軸が収縮したことが示唆された。

○過充電状態では、放電状態と比べて(003)を含む全ピークが高角度へシフトしたことから、結晶構造が収縮したことが示唆された。

○三元系正極の過充電での結晶構造は、c軸を含む結晶構造の収縮が生じたものの、別の結晶構造へは変化していないと思われる。

XRDでは結晶構造の変化を捉える事が出来ます。

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