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分析評価事業

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装置原理その他

装置2 | 走査型容量 / マイクロ波顕微鏡

SCM[エスシーエム] : Scanning Capacitance Microscope
SMM[エスエムエム] : Scanning Microwave Microscope

原理

変調電圧を印加しているプローブを試料表面に接触させながら走査し、プローブ直下のキャパシタンスの変化をイメージングする (SCM)
プローブを介して入射させたマイクロ波の反射波を測定し、試料表面のインピーダンスの変化をイメージングする (SMM)

装置概要

サンプル制限

縦 x 横:200mm□以下(全面観察可能)
縦 x 横:300mm□以下(制限あり)
厚み:15mm以下
スキャンエリア X-Y軸:90μm以下
スキャンエリア X-Z軸:7μm以下
※周囲に突起物がないこと。

アプリケーション

拡散層形状イメージング

分析事例

Si半導体断面の拡散層形状観察

分析可能材料

SCM/SMM:半導体材料
SMM:キャパシタンスの変化がある固体表面

特徴

○ 半導体材料の測定に利用すると、拡散層形状の可視化が可能
○ P型・N型などの極性情報を得ることが可能(SCM)
○ キャリア濃度の大小の比較を行うことが可能(SMM)
○ SEMのPNコントラストやエッチングによる手法と比較して、多重拡散領域がより明瞭に観察可能

分析の際に必要な情報

予想されるキャリア濃度、拡散層の広さ・深さ

拡散層形状観察 Planar-MOSFET・セル部断面の拡散層形状観察 スキャンエリア:50μm x 25μm

SCM像から、PN極性情報を含む拡散層形状を確認。
SMM像から、キャリア濃度情報を含む拡散層形状を確認。

※SCM像は、1E17atoms/cm3オーダーのキャリア濃度で信号強度が最も高く、キャリア濃度が高くなる又は低くなると、 信号強度が減少する(キャリア濃度に対する線形性がない)。
従って、SCM像で信号強度が小さな領域のキャリア濃度の高低の判断は、SMM像と合わせて行う必要がある。


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