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事例紹介太陽電池・リチウムイオン電池関連 事例

事例27 | 広域TOF-SIMSイメージングによるセパレータ変色部の解析

セパレータ変色の原因を表面定性(化合物断片:フラグメント)
相対強度比較で評価し、さらに広範囲のフラグメント毎イメージングが可能。


前処理・解体結果

・市販リチウムイオン電池を満充電状態で
 85℃×96時間保存し、放電した。
・電池を解体して電極とセパレータを取出し
 溶媒洗浄後に乾燥した。
・高温保存試験後のセパレータは
 茶褐色に変色した。
 また、ガスだまりによる未変色箇所が
 確認された。


TOF-SIMS解析結果

・負イオン質量スペクトル比較結果


・広域イメージング測定結果


・高温保存試験後のセパレータでは、変色部に電解液/電解質の分解成分と推測されるリン酸系成分が多く検出された。

・ガスだまり部からは酸化リチウム,フッ素が多く検出された。

TOF-SIMSでは、フラグメント毎の広範囲イメージング(数cm□)が取得可能です。

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