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事例紹介太陽電池・リチウムイオン電池関連 事例

事例21 | 大気非暴露TOF-SIMSを用いた高温保存試験後の負極解析

大気非暴露雰囲気下で表面定性(化合物断片:フラグメント)、
相対強度比較および深さ方向分析が可能。

負極の表面定性結果
正イオン質量スペクトル
正イオン質量スペクトル
負イオン質量スペクトル
負イオン質量スペクトル
相対強度比較
相対強度比較
相対強度比較

負極の深さ方向分析結果
未試験デプスプロファイル
未試験デプスプロファイル
高温保存試験後デプスプロファイル
高温保存試験後デプスプロファイル
拡大
拡大

・高温保存試験の有無に拘わらず、最表面からSEI層の構造に由来するLixFy,LixPO3Fy,LiCoOx等のフラグメントが検出された。

・相対強度の比較から、高温保存試験後に伴いPOx,POxFy,LixPO3Fy,LiCoOx等が増加した。

・深さ方向分析の結果、高温保存試験によってSEI層は厚く成長しており、その構造は表面からPFx層/
Li‐F層/Li‐O層であった。また、表層のPFx層は電解液の残渣に由来するものと考えられる。

・高温保存試験のSEI層内には、多量のLiCoC3が存在している事が確認された。

TOF-SIMSは微量成分の定性、化合物構造に関する情報の取得などに有効です。

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